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脳神経外科外来

脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)

脳卒中は突然に発症することが多い

脳卒中は突然に発症することが多いため、救急車で病院に搬送され入院治療を行われる患者さんが多いです。治療の基本は入院治療となりますが、症状が軽度の場合や、症状が出たり消えたりするような場合はクリニックや病院の外来を受診される患者さんも多いです。外来を受診された場合には、症状や画像検査などにより的確に診断することが極めて大切となります。脳卒中は治療までの時間が大切ですので、治療が遅れることで大きな後遺症を残してしまうこともあるためです。

脳卒中には血管が詰まる「脳梗塞」と血管が破れる「脳出血、くも膜下出血」があります。

脳卒中には血管が詰まる「脳梗塞」と血管が破れる「脳出血、くも膜下出血」があります。
脳卒中は過去は死因の第1位を占める病気でした。現在は治療方法や診断方法の進歩や予防治療の普及などにより、第4位と改善傾向ですが、人の寿命が延伸したため、逆に健康寿命を損ねる1番の病気となってしまいました。

脳卒中は予防(再発予防)が大切です。

脳卒中は予防(再発予防)が大切です。脳卒中は再発率が高いですが、定期的に受診してそのリスク因子を管理し続けることで、再発をある程度防ぐことができます。

脳血管疾患(脳動脈瘤、脳動脈狭窄症、動脈解離、血管奇形など)

脳動脈瘤、頚部・頭蓋内動脈狭窄、動脈解離、血管奇形(脳動静脈奇形、海綿状血管腫、硬膜動静脈瘻など)の診断と定期的な画像検査による経過観察を行っております。治療が必要な場合には、連携病院にて治療を依頼させていただきます。

脳腫瘍(良性脳腫瘍から悪性脳腫瘍まで)

画像検査による診断、定期的な画像検査による経過観察を行っております。治療が必要な場合には、連携病院にて治療を依頼させていただきます。

頭部外傷(脳震盪から出血性疾患、頭蓋骨骨折、頭部の傷など)

頭部外傷後の精密検査や創部の処置、管理を行わせていただきます。

てんかん

てんかんは脳の病気で、大脳の神経細胞が過剰に興奮することで起こる病気です。
発作は突然起こり、けいれん等の症状として現れます。発作はたいてい数分で収まりますが、中に数十分ほど続く場合があります
また、多くの発作は後遺症を残しませんが、重積状態(繰り返し発作を起こす状態)となると後遺症を残す可能性があります。

詳しくはこちらになります。

神経疾患(神経変性疾患、感染性疾患、不随意運動など)

神経変性疾患

神経変性疾患は中枢神経系や末梢神経系の神経細胞が徐々に変性し、機能が低下する疾患の総称です。これらの疾患は、脳や脊髄、末梢神経を支配する神経細胞が死滅することで特徴付けられます。主な神経変性疾患には、パーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、ハンチントン病などがあります。

パーキンソン病についてはこちら。

アルツハイマー病などの認知症についてはこちら。

感染性疾患

神経の感染性疾患は、ウイルス、細菌、真菌などの病原体が神経組織に感染し、神経機能を損なう疾患です。これらの感染は、直接神経に影響を及ぼすことによって神経細胞の損傷や炎症を引き起こし、さまざまな神経症状を引き起こす可能性があります。神経炎、髄膜炎、脳炎、クロイツフェルト・ヤコブ病など様々な疾患があります。

不随意運動

不随意運動とは、自分の意思とは関係なく、体が勝手に動いてしまう現象を意味します。体の一部分だけが動く(手のふるえや、顔のピクツキ、足のむずむずする感じ等)ものから、全身に及ぶ重度なものまで様々です。
不随意運動の種類としては、振戦(ふるえ)、舞踏運動、 バリスム、アテトーゼ、ジストニア、 ジスキネジア、ミオクローヌス、痙攣(スパズムとクランプ)などがあります。

脊椎脊髄疾患(頚椎症、腰椎症など)

その他(眼瞼けいれん・片側顔面けいれん、水頭症など)

眼瞼けいれん・片側顔面けいれん

眼瞼けいれんは、まぶたの筋肉が不随意に収縮することで、まぶたの開閉が制御できなくなる状態です。
片側顔面けいれんは、顔の筋肉が不随意にけいれんすることで、表情が歪んだり口がゆがんだりするなどの症状が見られます。

眼瞼けいれん・片側顔面けいれんについてはこちら。

めまい

めまいは様々な原因が考えられ、診断や治療に時間がかかるケースもございます。
当院では危険なめまいを見逃さないことはもちろん、日常生活に大きな支障を来すめまいに対して、患者さんとご一緒に治療に取り組ませていただきます。

詳しくはこちらになります。

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